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ここをチェックされている!不動産賃貸の入居審査項目!

不動産賃貸ブログ

不動産を賃貸する時、入居審査というのは必ず行われます。ですが、入居審査がどのようなものか、ちゃんと理解していますか?今回は入居審査項目をすべてお伝えします。

これが必要!入居審査書類の全て

入居審査に必要なのは様々ありますが、最初に不動産屋に行った時に書かされる書類の項目は下記です。

  • 入居希望者名
  • 性別
  • 生年月日
  • 現在の住所
  • 電話番号
  • 勤務先の名称
  • 業種
  • 勤務先の所在地
  • 勤務先の電話番号
  • 年収
  • 勤続年数

基本情報と言われるものですね。

次に、連帯保証人を付ける必要がある場合は、連帯保証人の情報も必要になります。

  • 連帯保証人の氏名
  • 連帯保証人の性別
  • 連帯保証人の生年月日
  • 連帯保証人の現在の住所と電話番号
  • 入居希望者との関係
  • 連帯保証人の勤務先の名称
  • 業種
  • 連帯保証人の勤務先の所在地
  • 連帯保証人の勤務先の電話番号
  • 連帯保証人の年収
  • 連帯保証人の勤続年数

項目内容は入居をする人と全く同じです。

では、入居審査に必要な書類はというと、

  • 住民票
  • 所得証明書
  • 身分証明書
  • 印鑑証明書
  • 保証人の承諾書

の5つの書類を用意する必要があります。

それぞれを詳しく書いていくと、

住民票

 ⇒3ヵ月以内に発行された原本で借主全員のもの

所得証明書

 ⇒源泉徴収票のコピーなど

身分証明書

 ⇒賃貸契約者のもの。運転免許証やマイナンバーカードや保険証など

印鑑証明書

 ⇒3ヵ月以内に発行された原本

保証人の承諾書

 ⇒保証人が必要な場合のみ必要。保証人の直筆のサインと判子が必要です

となっているため、市役所(区役所)などに事前に赴き、書類を取ってくる必要があります。

また、入居者(賃貸契約者)が無職やフリーターの場合はどうするのかというと、前年まで働いていたのなら前年度の源泉徴収票や確定申告の写しなどがあればOKです。

これから働く場合は、給与の支払い予定証明書を働き先の会社に伝えてもらうようにして下さい。

予定証明書でも入居審査をしてくれます。

ただ、前年まで働いていたわけでもなく、これから働くわけでもない場合は、預金通帳の写しが必要になります。

現在、銀行にどれだけの預金があるかで入居審査も可能です。

次に入居者が未成年者の場合についても書いておきましょう。

未成年者は現在の法律では18歳以下を指します。

未成年の場合は、単独では賃貸契約ができません。

ですが、未成年者であっても既婚者であれば、法律上成人として扱われるため、賃貸契約ができます。

または、親権者もしくは親権者代理となる人の同意書があれば賃貸契約をすることができます。

未成年者の場合は覚えておきましょう。

これが入居審査の判断基準で見られるところ

入居審査で必要な書類についてはお伝えしました。では、その書類をもとにどこに注目をして審査をしているのかというと、それは3つあります。

1.家賃の支払い能力があるかどうか

これは、提出書類の中の所得証明書や年収などで判断されます。

家を借りるということは、毎月同じ金額を支払い続ける必要があるので、本当にその金額が払えるだけ稼げているのかが重要です。

例えば月収の手取りが18万円の人が、月10万円の家を借りようとしている場合は、基本的に審査を通すのは難しいでしょう。

生活できないというわけではないと思いますが、手取りの半分以上が家賃になっているので、支払いが滞る可能性があると見られるからです。

ですが、手取りが月18万円だったとしても、月6万円の家であればどうでしょうか?

手取り金額の3分の1の金額なので、これなら支払い続けることはできそうだと思ってもらえるはずです。

そんな風にして、家賃と月収や年収を見比べ、支払い能力があるかどうかを審査の基準にしています。

2.連帯保証人や保証会社の有無

連帯保証人もしくは保証会社への加入が必要となっている場合がほとんどです。

ですが借りる側が連帯保証人はいないけど、保証会社に加入もしたくないということを言うことは可能な場合もあります。

ただ、可能は可能でも、連帯保証人や保証会社への加入は、大家側にとっての保険ですので、どちらもないとなると入居審査の基準が厳し目になったり、そもそも受からなかったりという可能性も出てきます。

3.入居希望者の人柄

これは驚く方もいるかもしれません。

ですが、入居者の人柄を不動産屋側も見ています。

例え支払い能力があって、連帯保証人もしくは保証会社の加入をしていたとしても、賃貸物件に住む他の人たちと合わないと思われれば入居審査で落ちてしまうことも考えられます。

家を借りに行くだけだからラフな格好でとは思わず、借りようとしている家の雰囲気に合うような格好と所作で不動産屋の営業の人とも話をするようにしましょう。

入居審査に落ちてしまう理由とは

ひとつ前の項目で入居審査の判断基準をお伝えしましたが、ここでは入居審査に落ちる理由についてもう少し詳しく見ていきたいと思います。

  • 支払い能力が低い
  • 連帯保証人や保証会社の協力が得られていない
  • 入居希望者の態度や服装が不適切
  • 他の入居者とトラブルになる可能性がある
  • クレジットカードなどで滞納履歴がある
  • 虚偽の申告があった

というものがあります。

クレジットカードの延滞履歴なども見られていると思っていない人もいるかもしれませんが、大家側、不動産者側からすれば、延滞履歴がある人は、家賃の滞納をする可能性があるという風に判断できるので重要項目です。

また最後に書いている「虚偽の申告があった」は、アリバイ会社を使った場合などに当てはまります。

入居審査が通りにくい科も入れないと思っても、アリバイ会社には頼らず、どういう事情を抱えているのかを正直に伝えたほうが、支払い能力が低かったとしても審査に通ることもあるので、不動産屋を信じて相談をしてみましょう。

また、入居審査にかかる日数は、おおむね3~7日だと言われています。

引っ越しの繁忙期になればなるほど、入居審査にかかる日数が長くなるので、なかなか返事が来ないからといって不安になる必要はありません。

入居審査を行う時期によって、日数に変動があるということを覚えておきましょう。

入居審査に通りやすくするコツは?また入居審査に落ちてしまった場合はどうすればいい?

入居審査に通りやすくするコツは、以外と思われるかもしれませんが、身だしなみを整えて不動産会社に行くことです。

仕事をするときや面接に行くときのようにスーツを着ていく必要はありませんが、TシャツGパン、サンダルというような軽装はお勧めしません。

また、不動産屋の営業と話をするときに、友だちと話をするような砕け過ぎた言葉遣いも、相手の心証を悪くしてしまいます。

特に、借りようとしている物件が、今の収入ではやや厳しいラインのものの場合は、特に気をつけましょう。

また、求職中の場合は賃貸契約者を自分にするのではなく、親族になってもらうという方法もあります。

正社員ではなく、アルバイトや契約社員の場合も入居審査に通りにくいのではないかと思うかもしれませんが、無職よりは通りやすいので、仕事をしているのであれば伝えた方が良いでしょう。

仕事が、シフト制であったり、夜勤であったりする場合は、夜働く人が多く借りていそうな繁華街に近い場所での物件を探すと、入居審査が通りやすくなります。

さらに連帯保証人が必要な物件の場合、親族に頼むことができないときは、保証会社の利用で連帯保証人問題をクリアできる場合もあるので、不動産会社に相談をしてみて下さい。

以上のように、最善を尽くしたものの入居審査に落ちてしまった場合は、あまり気にせず別の物件を探しましょう。

同じ大家さんが管理している物件でも、別の物件であれば入居審査が通る場合もありますし、大家さんが違う物件であれば同じ賃料の物件でも借りることができる場合もあります。

基本的に、入居審査に落ちたとしても、落ちた理由を教えてはくれません。

ですが、落ちた理由がわかっている場合は、ご自身の状況をすべて伝えた上で、不動産屋に入居審査が受かりそうな物件を紹介してもらうという方法もあります。

ここをチェックされている!不動産賃貸の入居審査項目!のまとめ

不動産賃貸の入居審査には手間も時間もかかります。

入居審査に必要な書類を不備がないように揃え、不動産屋に行くときにも服装と言葉遣いなどに気をつけていれば、入居審査も通過しやすくなるはずです。

希望の物件に入居したいと思うのであれば、不動産屋に行くときにも気を抜かず万全の状態で入居審査に挑んでくださいね。

きっと求めている物件に入居できるはずですよ。

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